床走行式電動介護リフト導入について

 医療法人社団村田会では利用者様、介護職員、双方の安全と負担軽減を目的として様々な機器の導入を積極的に推進しています。
 令和2年度は『床走行式電動介護リフト』をケアパーク茅ヶ崎に導入致しました。

【移乗介助】

介護職の方や在宅介護をしている方にとって、日常的に行う介助の一つ。
介護者への負担が大きい介助でもある上に、転倒などのリスクもともなうため、スキルを要します。

【導入したリフト】

特徴は移動が出来るので、利用者様のベッド
トイレ、浴室等場所を問わず移動できるリフトです。

【導入した理由】

利用者様と介護職員の体格差が大きい場合は
リフトを使うことで、より安全に移乗することができます。
男性介護職員は使用しなくても容易に移乗介助できますが、小柄な女性介護士の場合はリフトを使用することで安全に移乗介助が可能となりました。また、介護職員の身体的負担、不安も軽減されました。

 当施設だけではなく、介護施設の職員は24時間体制で利用者のケアにあたる必要があります。
 介護業界全体の人材不足はどの介護施設も例外ではありません。限られた人員で利用者のケアを行うのは肉体的にも精神的にも負担が大きく、さらに夜間ともなると大勢の利用者を複数名でこなす必要があります。
 利用者の安全、職員の安全を確保するために、『少しでも』便利で業務負担の軽減を図ることが出来るように今後も引き続き取り組んでいきます。

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